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タイプ別高血圧とは?

タイプ別高血圧とは?

 

高血圧という言葉は日常生活の中でもたまに耳にすることがあるかと思いますが、
その高血圧の中でもタイプがあることをご存知ですか?
高血圧と診断されたら全員が全員、同じタイプの高血圧で、
原因も同じ、というわけではありません。

 

 

 

もし自分が高血圧と診断されたら、
高血圧にはどんなタイプがあって、
自分はどんな高血圧のタイプなのか、まず理解するようにしましょう。

 

二次性高血圧

まず1つ目のタイプは二次性高血圧です。
二次性高血圧は、他の病気によって血圧が上がってしまっているタイプの高血圧です。
他の病気とは、例えば、腎臓の病気やホルモン異常、
血管に関わる病気、他の病気で処方された薬の副作用などです。

 

この二次性高血圧の場合は、他の病気が原因となっているので、
その病気を治癒させることで、高血圧を解消することができます。

 

本態性高血圧

2つ目は本態性高血圧です。
本態性高血圧は血圧上昇の原因がはっきりとはわからないタイプの高血圧です。
日本人の高血圧の約90%はこちらの本態性高血圧です。

 

本態性高血圧の場合、はっきりとした原因がわからないため、
食事に気をつけたり、運動不足を解消したり、生活習慣を見直すことで、
高血圧の解消を目指します。

 

仮面高血圧

3つ目は仮面高血圧です。
この仮面高血圧の場合、病院で血圧を測定すると、正常値となり、
高血圧という診断がされづらいタイプの高血圧です。

 

どういうことかというと、仮面高血圧の中には早朝高血圧や夜間高血圧というものがあり、
これらはそれぞれ、早朝と夜間のみ血圧が上昇します。
そのため、昼間に病院で血圧を測定すると、正常値が出てきます。
こういった人は自宅でも血圧を測定できる機械を用意することをおススメします。

 

若年性高血圧

4つ目は若年性高血圧です。
これは名前の通り、若年層に多い高血圧で主に35歳以下の人が発症する高血圧です。

 

若年層では、運動不足や食生活の影響もあってか、ホルモンバランスを崩す人が多くいます。
こういったことが原因で高血圧になってしまい、
原因がはっきりとはわからない本態性高血圧の一種とされることもあります。

 

ただ、若年性高血圧の特徴は、体が成長し、ホルモンのバランスが整うことで、
高血圧が自然と解消されるという点です。

 

老年性高血圧

5つ目は老年性高血圧です。
これは若年性高血圧と同じような高血圧で、老年性高血圧は高齢者に多い高血圧です。

 

年を重ねるにつれて血圧が上昇し、今までは正常値だった血圧が60歳を超えると
高くなることが老年性高血圧の特徴です。
また、老年性高血圧は夜間でも血圧が下がりづらく、血圧の上昇、低下の幅も広いことも特徴です。

 

悪性高血圧

最後は悪性高血圧です。
今までご紹介したタイプの高血圧は良性の高血圧です。
悪性高血圧は、最も注意すべき高血圧のタイプです。

 

高血圧という病気は血圧の上昇が原因で他の病気を引き起こす可能性はもちろんありますが、
10年以上かかって他の合併症を引き起こすことが一般的です。
しかし、悪性高血圧の場合、2、3年などの数年のうちに他の病気を引き起こしてしまいます。
可能性のある合併症は腎不全や心不全などが主なものです。

 

悪性高血圧はとても重症な高血圧なので、1年以内に命の危険があるなど、
他のタイプの高血圧とは全く質の異なるものです。
そのため、すぐに治療が必要となります。

 

定期的な血圧測定が大切

悪性高血圧の場合は、即座に治療を開始するようになりますが、
その他の良性高血圧の場合は、
自分がどのタイプで、どんな治療を行っていけば効果的なのか、
きちんと医師の判断に従ってください。

 

また、自宅で血圧を測定できる機械もありますので、
定期的に測定し、自分の血圧の状態を知っておくことも大切です。