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高血圧の薬は飲み始めるとやめられなくなるのか?

高血圧と病院で診断されると、血圧を下げる薬が処方されますが、
そういった高血圧対策の薬は飲み始めるとやめられなくなる、
という話を聞いたことがありませんか?

 

 

 

本当にやめられなくなるのか、そもそも高血圧と診断され処方される薬とは
一体どんなものなのかをお教えします。

 

高血圧の薬とは?

高血圧と診断された際に病院で処方される薬にはいくつか種類があります。
その中でもよく処方されるのが、カルシウム拮抗薬と
アンジオテンシンII受容体拮抗薬という薬です。

 

カルシウム拮抗薬はカルシウムイオンの通り道を塞ぐ作用があります。
カルシウムイオンが細胞内に流れ込むことで、
細胞収縮が起こり、血管を細くしてしまい、血圧を上昇させてしまいます。
そこで、カルシウムイオンの通り道を塞ぐカルシウム拮抗薬を服用することで、
細胞収縮を抑えて、血管を広げ、血圧を下げることが可能です。

 

アンジオテンシンII受容体拮抗薬はARBとも呼ばれ、
受容体と結合することを妨げる薬です。

 

アンジオテンシンIIは受容体と結合することで、血圧を上昇させてしまいます。
このARBは高血圧の他にも糖尿病性腎症や腎障害にも有効な薬です。

 

薬の副作用は?

まず、カルシウム拮抗薬の副作用として挙げられるのが、
頭痛やむくみ、胸やけ、動悸などです。

 

 

カルシウム拮抗薬を服用する際の注意としては、
カルシウム拮抗薬の中にもいくつか種類がありますが、

 

その中にはグレープフルーツ(ジュースも含む)によって薬の効果を上げてしまうものも
ありますので、医師に相談してから服用してください。

 

 

もう1つのアンジオテンシンII受容体拮抗薬の副作用は、
カルシウム拮抗薬と同じように、むくみであったり、
蕁麻疹、手足の痺れ、腹痛などがあるとされています。

 

アンジオテンシンII受容体拮抗薬は妊娠中、またはその疑いのある人、
授乳中の人は服用しないでください。

 

また、過去の病歴や現在他に服用している薬によっては、
飲むことを勧めることができない場合もありますので、
必ず医師の指示に従って服用してください。

 

高血圧の薬は本当にやめれなくなるのか?

高血圧の主な薬の副作用の中にやめられなくなる、
などの中毒性があるというものはありません。

 

なぜこのような話を耳にすることが多いのかというと、
薬を飲んでいるときは血圧は下がるけど、
飲むのをやめてしまうとまた血圧が上昇してしまう人が多いためです。

 

もし一時的な高血圧で、その期間が終われば血圧は正常値に戻るということであれば、
薬はその後は服用の必要がなくなります。

 

しかし、ほとんどの人の場合、一時的なものではなく、
慢性的に血圧が高い、というタイプの高血圧です。
そういった場合は、薬は飲み続けていくことが大切です。

 

また、ある程度の年齢になってから高血圧対策の薬を服用し始めるという人も多いので、
加齢によって、血圧はさらに上がっていく傾向がありますので、

 

高血圧の薬は服用を続けた方が安心という人が多く、
結果、薬は飲み続けた方がいいだろうと医師が判断する人が多いのです。

 

ただ、高血圧の薬は飲み始めるとやめられなくなってしまうので、
とりあえずは食生活の改善や運動不足解消だけしていきたいという人も
多くいますが、それは間違いです。

 

きちんと薬を服用した上で血圧を下げる努力を日常生活の中で行っていくことが
高血圧対策にはとても重要なことです。

 

薬自体にはやめられなくなるといった副作用はありませんが、
結果的には薬を飲み続けるという状況になる人が多いので、
そのことを勘違いしている人がとても多いです。

 

きちんと医師と薬の副作用についても相談をし、
薬を服用してみるのかどうかを決めてください。